人生とニャン生

2011.07.24 Sunday

想田和弘監督の 『Peace』 という映画を見ました。 http://peace-movie.com



75分のドキュメンタリーなのですが、ナレーションもテロップも音楽も無く、
「観察映画」と称されているそうです。

野良ニャンコの世界は、対立・妥協・共存の世界。

人間もいろんな種類の人間がいるけど、うまく共存して平和に生きていくには?
というテーマ。
でも、押し付けがましくなく、ただ画面に映し出されるものを見ているだけで、
すごく引き込まれて、いろいろ考えさせられます。
ときどきクスッっと笑っちゃうシーンもあったりして、なごみます。

主人公のご夫婦は周りと助け合って生きていく見本のような生活をしていて、
たいへん頭が下がります。
身近なところで、確実に社会のなかの役割を果たしているのです。

自分のことだけで手いっぱいになっている私は、まだまだ甘いなとしみじみ思いました。

SOMEWHERE

2011.04.16 Saturday

ソフィア・コッポラ監督 『SOMEWHERE』を観てきました。
「なんてことない日常系」の映画ですが、彼女の撮るものは何か気になるのです。

お話は、セレブ映画俳優の日常としては「なんてことのない日々」。
妻や娘と離れてホテルに暮らし、部屋にキュートな双子のポールダンサーを呼んだり、
なぜか部屋がパーティー会場になってたり、きれいな女子からモテモテだったり、
重低音フェラーリでぐるぐる回ったり、と何不自由ないはずなのに、
なんだか空虚なオレ・・・
そこへもうお別れしたがっている妻から「娘をしばらくお願いね」と言われ、
娘と過ごす数日間を描いた映画です。

ハタからみたら、一番大切なものは何か、始めから分かると思うのですが、
それは言わないお約束。
娘と過ごすキラキラした毎日の描写が、観てるこちらまで心穏やかになる感じで、
「いい映画をみたな〜」という気持ちになります。
それに娘役のエル・ファニングちゃん(ダコタの妹さん)が、ものすごくカワイイ!
こんな娘がいたら、どんなお父さんでも自分を見直してちゃんとしようと思うよ。

映像もきれいだし、音楽もかっこいいのですが、
人によっては「だから何?」と軽く一蹴されるような気配もあります。
あと、「セレブだからそういう展開なんでしょ〜」とも言いたくなる。
それは面白いツッコミどころととらえましたが。

私は好きな映画でした。



エリックを探して

2011.01.04 Tuesday
 「人生なんて意外と小さな勇気でかわるもの」という宣伝コピーの、
ケン・ローチ監督 「エリックを探して」を見てきました。

主人公のおじさんは、人生うまく行かないことの連続で、
生きていても何も面白くなくて鬱々としていたのですが、
職場の仲間の勧めで自己啓発をしたら、尊敬するサッカー選手、
エリック・カントナの幻が見えるようになり、
彼の格言やらアドバイスに後押しされて人生を切り開いていく、
っていうストーリーです。

カントナがどんなに素晴らしいサッカー選手なのかは全く知りませんが、
映画を見るうえでは問題なし。

人生逆転ホームランを打とうと思ったら、まずは打席に立たなきゃいけない
っていうことと、
自分を思っていてくれる仲間の温かさ、大切さがジーンとくる、
とてもいい映画でした。
(ただ、元妻リリーから見たらとんでもない苦労を背負わされたんだけど)

特に最後の「カントナ作戦」はかなりいい感じ!

ケン・ローチ監督っぽい重たい感じがなく、コメディタッチなのもよかったです。

Eric.jpg

HARB & DOROTHY

2010.12.12 Sunday

昨日見た映画。 「ハーブ&ドロシー」

長い年月をかけ、物凄い情熱を注いでアート作品を集めまくったご夫婦の
ドキュメンタリー。

普通の郵便局員のだんなさんと公務員の奥さん(つまり、収入は普通)が、
狭いアパートに入りきらないほどの前衛アートを収集し、
たくさんの作家と交友をし、美術業界で有名人になり、
コレクションは美術館に寄贈され・・・
という内容です。

私はアートがうんぬん・・・っていうよりも、
夫婦で一つのことに情熱をかたむけ、いつも手をつないで歩いている様子が
非常にほほえましくて、そちらに心が熱くなりました。

(途中、爆睡失礼しました。)

GFOS

2010.07.03 Saturday
 映画 『ソウル・パワー』 公式サイト


んもぅ、カッコよすぎるんですけど!ジェイムス・ブラウン!

1974年、ザイールで行われたブラック・ウッドストックとも言える
3日間にわたるフェスのドキュメンタリー。
他にビル・ウィザース、B.B.キング、ザ・スピナーズなどなど、
あとアフリカのミュージシャンも。
とにかく熱いんです。
こってこてなんです。

モハメド・アリの試合にさきがけてドン・キングが企画したとか、
アメリカにいるブラック・ミュージシャンたちのルーツがどうとか、
いろいろあるんですが、とりあえずFUNK最高な1本でした。

ライブ部分だけで構成したやつが見たい!

そろそろ夏フェスな季節ですね。

オーケストラ!

2010.05.27 Thursday

公開前から「絶対見る!」って決めてた映画をやっと見れました。

「オーケストラ!」。この映画、すっごく好きです。

ある政治的事件からボリショイ楽団を追われてしまった指揮者とオーケストラ楽団員が、ひょんなことから再び集まってパリで演奏するまでを描いた映画です。パリに行くまでにいろいろあるのでそこが楽しみどころです。

「そんなわけないじゃん〜」というツッコミどころは満載で、途中ドタバタ珍道中みたいになってちょっと長いなあと思っちゃったりもしたんですが、最後の演奏会がものすごく感動します。

泣くつもりは全然なくて見に行ったのに、うっかり涙でちゃったもん。

オススメ!(でももうすぐ終わりそう)


「イングロリアス・バスターズ」にも出ていたこの女優さん(メラニー・ロランさん)、
この映画でもステキでした。

教育って大事

2010.05.17 Monday
最近、前売りを買ったけど見てない映画がたまっちゃって、
見まくってます。

今日はこちら 『プレシャス』
http://www.precious-movie.net/

予告編の時点で、かなりヘヴィな内容かと思ってたんだけど、
えげつない暴力シーンは少なく、まあまあライトな感じ?
アリーmyラブみたいな妄想シーンもあったりして。
ただ、このお母さんの言葉の暴力はすご過ぎ!本気で恐ろしかった。
フレディー・マーキュリーみたいな部屋着もすごいしねw

とんでもなく悲惨でショッキングな境遇なんだけど、
彼女のまわりには手を差し伸べてくれる人もいる。
「希望と言う名の光」はきっとある!って思わせてくれる映画なんだと思いました。

ただ、ここまでの打ちのめされた境遇にあったからこそ、
最後の決断につながったのだろうし、
これがもう少しソフトな虐待(?)だったら、また展開は違うんでしょうか。
思いきった行動にでられず、不幸な境遇のままの人も現実には多いのかな。

それにしても、フリースクールのレイン先生が超超超美人!
あんな先生に応援されたらみんな頑張っちゃうね。
美人なだけでなく、ある秘密もあったりするんだけど・・・

プレシャスも勉強することで光が見えたし、
ジャバザハット母ちゃんも、少しの知識があったら変われたかもしれない。
教育って大事だね、って思いました。

月に囚われた男

2010.05.16 Sunday
『月に囚われた男』を見に 恵比寿ガーデンシネマへ。

http://www.moon-otoko.jp/

監督のダンカン・ジョーンズさんはデビッド・ボウイの息子さん。
月に囚われた男、、、地球に落ちてきた男、、、似てるようなそうでもないような。
原題は Moonだけど。

ほとんどが一人の俳優さんと、一体の人工知能ロボットのやり取りだけの映画。
だけど全然単調さはなくて、むしろすごく引き込まれて見ました。
音楽もなんかよかったです。

いちばん良かったのは人工知能ロボットのガーティくん。
ニコちゃんマークでしか表情が表せないんだけど、ホロッとさせるの。

スーパーロボットでいい子なのは、このガーティくんとWALL・Eくんだね。

ところどころでハングルが出てきたのは何か意味があったのかしらん?



関係ないけど、昨日なんとなくTwitterを始めてみました。
見ず知らずの人(見て知ってる人も)からゆるいコメントが送られてくるって
なんか不思議な感じ。
つぶやきシローさんのつぶやきは、さすがレベル高いね。

はい、こちらエイリアン課!

2010.04.16 Friday

今年一番のトンデモ映画を見てしまいました。
わたし的には「アバター」なんかよりだいぶ上です!

それは「第9地区」というエイリアンの映画。
予告編はこちら http://d-9.gaga.ne.jp/#/TrailerScene



南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に現れたUFOに、栄養失調でヨレヨレの宇宙人がたくさん乗っていて、これは人道的に保護したほうがいいでしょう、
ということでエイリアンを地上で保護し始めて20年(!)。
スラムと化した宇宙人地区(第9地区)の治安を回復するため、
別の地区へ強制移住させましょうというところ(ここまで5分)
から始まるお話です。

なんの警告もなく強制移住させたら法に触れるので(笑)、
書類にサインをもらうためエイリアンの小屋を個別訪問する、という
トンデモ任務の責任者に任命されてうかれてるエイリアン課の職員が主人公。

「俺、今日から責任者に昇進だぜ〜」みたいな感じで
エイリアンを上から目線で嘲笑の対象としているところや、
そういう自分の差別意識に気づいていない能天気さに凄く嫌悪感が感じられて、
ああ、これは南アフリカだし、
肌の色(エイリアンだけど)の違いで自分とは違うモノを差別する心を
表現してるのかしら、、、と思ったりもするんだけど、
そんなことを考えてるヒマはないような展開に!

エイリアンの小屋にあほヅラで能天気に入りこんでいったあたりから
話は急転直下、とんでもない方向へと進んで行ってしまうのです。
差別してた彼に重すぎる天罰が下るのです。

序盤のおバカまじりのB級感から予想もつかないような
スピーディなアクション!
エイリアン相手に商売するナイジェリア人ギャングとの駆け引き!
エイリアン親子との友情?
意外とすごい、宇宙船の機材や戦闘マシーンの描写。

だまされたと思って見てみてください。
(でも過剰に期待もしないでください。)

見終わったあとは、突っ込みどころ満載のあれやこれやを話すのが楽しいので、
お友達と見に行くことをオススメします。

全体的には人間のエゴがテーマなのかなーと思ったりして。
でも真面目なのか不真面目なのか、どっちのつもりで作ったのか
監督を問い詰めたい気持ちでいっぱいです。

オバちゃんパワー

2010.03.02 Tuesday

サンダンス映画祭グランプリ&タランティーノ絶賛!
という文句に踊らされて、映画 『フローズン・リバー』を見てきました。

舞台はアメリカとカナダの国境あたりの小さな町。
子どもの夕飯にポップコーンしか食べさせられないようなギリギリの生活だけど
なんとかどん底までは落ちないように頑張っているお母さんが、
ふとしたことから知り合った先住民の女性とともに、凍った川を車で渡り
密入国のドライバーという危険な仕事に手を染めていき、、、
1回でやめときゃいいのにお金欲しさに何度もやっちゃうもんだから、
案の定悲劇が・・・!

というお話。
「見終わったらドヨーンとする確率100%」 かと思いきや、
これがなんだか「いい」映画でして、心がほんわかしたから不思議です。

タランティーノ絶賛ってことは、人がたくさん死ぬのか〜と思ったけど1人も死なないし、血も出ない。
先住民の女性と主人公のおばちゃんが、はじめは人種の違いもあってドライな関係なんだけど、次第に母親どうし無言の連帯感が生まれてきて、←ここがたぶんポイント。
ギリギリの生活の割には息子たちはグレずにやさしい子たちだし。

大胆な犯罪のストーリーでドキドキしちゃうんだけど、全体的になんか温かい感じがするのは監督&脚本も女性だからかしら?


「パキスタン人の密入国のときは、さすがにあせったわよね〜」

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